インプラント治療スタイルは、国際・日本口腔インプラント学会所属院長が、インプラント治療難易度や種類、医院ごと特徴・費用差がなぜ起こるか?など疑問を解説。

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インプラントのデメリット

インプラント治療のデメリット

インプラント治療のデメリットについてお話します。インプラントの最大のデメリットは事故です。インプラントを埋入するには、必ず手術が必要であり、リスクが発生します。これは避けることは残念ながら出来ません。報道などにより、インプラント手術の失敗が取り上げられている通りです。飛行機に乗れば、墜落するリスクはありますし、車に乗れば、ぶつかるリスクが、自転車に乗っていても転ぶリスクはあります。手術を行うと決め、実行すると必ずリスクが発生します。医科の手術では、生命の危機に迫るリスクが発生することもありますが、インプラント手術では、基本的にそこまではいきません。

レーシックや白内障・緑内障の手術のような眼は2つしかないものは失敗により、その後の生活に与える影響が大きくより恐怖を感じますが、インプラント手術を行う場合、歯の本数は上下で28本あり、最悪の事態が起きても眼よりは救われるように思います。

しかし、何にもダメージが無いところに影響が加わる場合、精神的なダメージは大きく、お口の中はずっと気になる部分でもありますので、安易な気持ちには当然なれません。患者さんもインプラント手術を行う当日は、極度の緊張を伴っているのを感じることは多いです。

治療にはどの先生もベストを尽くしていると思いますが、実際には、患者さんご本人の骨の状態や粘膜の状態、お口の清掃の意識の問題、歯周病菌や虫歯菌の感染のリスク問題、食いしばりや歯ぎしりなどの咬合力の問題、お口の開きやすさの問題、全身的な病気の問題、血圧や麻酔の効きにくさの問題、手術時間の問題、術後の腫れや痛みの問題、通院しやすさの問題、費用の問題など簡単に踏み切れるものではありません。ハードルは結構高いのです。

これらのことを乗り越えて初めてインプラント手術に踏み切れる訳ですが、なかなか前向きに考えるのも大変なことでもあります。なにせ、楽しい要素は少なく、乗り切って初めて報われるようなものだからです。時間も非常にかかります。レーシックのように日帰りで数十分で終わるということもないのです。歯の本数は28本もあるのに、1本ダメにしてしまうだけで、それを取り戻す労力は計り知れないのです。特に痛みに弱い人の場合放置されてしまうことで、歯をダメにしてしまうことも多く歯科に行きたくないという気持ちが先に立つとなかなかたどりつかなかったりします。

インプラント手術での失敗には、まず挙げられるのが、下歯槽神経を傷つけることが挙げられます。下あごの中には神経が通っておりその上の歯槽骨に穴をあけてインプラントを埋入するのですが、骨の高さが不足していると、インプラントを入れる穴をあけることがギリギリになってしまいドリルの刃先が神経に触れる可能性があるのです。どんなにCTなどでチェックを行っても、現状では最後に行うのは人である歯科医師が行わないと手術は完了せず、遠い将来ロボットなどが自動で手術を行ってくれると非常に歯科医師としては助かるのですが、まだまだ先のことでしょう。今現在必要としている人には無理でしょう。

次に上あごのインプラント手術は下顎より予後が悪いといえます。それは、上あごの骨は柔らかいからです。インプラントを埋入する骨の硬さでいうとやや強度が不足していることが多いのです。上も下も同じリスクという訳ではないのです。上あごは前歯と奥歯でもリスクが違います。前歯は審美性が非常に求められ、天然の歯や歯茎の形状に限りなく近づけることを求められますし、上の奥歯には上顎洞(サイナース)という鼻からつながる空洞があり、インプラントを埋入する高さが不足することが多くみられるからです。現在では人工骨があるので手術はだいぶやりやすくなっていますが、昔は自分の骨をどこかから採取する必要が必ずあり、避けられない要素でした。自分の骨の場合には、安心して入れることを患者さんもイメージできますが、人工的な骨なんて入れて大丈夫か?という疑問も当然でてきますが、他の部位から骨を取ってもいいと気軽に言ってくれる患者さんはおらず、ハードルは上がりがちです。ほかの部位から骨を取る場合にも新たなリスクが発生する訳ですから、誰しも骨に穴をあける場所を増やしたくなどありませんよね。

実際には、骨の状態を決めるのは抜歯する時から始まっているということを知っておいてもらえると歯科医師の先生達は助かると思います。状態の悪い歯をだらだら残しておくと骨の形状が悪くなってしまい、それをリカバリーすることは費用も時間も余計にかかってしまうからです。

無事インプラントが埋入出来た後もリスクは残ります。インプラントも歯周病になるからです。厳密にいえば、歯周病患者さんにインプラントを埋入は出来ないと回答するのがきちんとされた先生でしょう。しかし、歯を失う場合、虫歯か歯周病で失う場合が大半で、その中の歯周病の方はインプラントが出来ないとなると入れ歯しか選択肢はなくなってしまいます。それはそれで悲劇です。歯の本数は増えることはなく、減っていく一方な訳ですが、咬む力の筋力が落ちる訳ではありません。咬めないから咀嚼する力が減っていくのです。歯ぎしりをする人の場合、1c㎡あたり150キロ以上の力がかかる人もおられる訳ですから、残った歯も一気に咬む力に負けグラグラになってしまうことも多いのです。その場合、歯周病のリスクを最小限にコントロールすることで、インプラントを入れる方がよいのではないかとも考えられますが、現実にはうまくいくこともあれば、インプラントの寿命が短くなることもあります。

オールマイティではないのです。しかし、日々の食事を美味しく食べるには、しっかり咬めるということは重要です。咬むことによって、脳への血流量も増すといわれているので、痴呆になりにくくなる可能性が高まります。クオリティーオブライフを考えると、充実した人生を送るには、歯の欠損を最小限に抑えたり、失った歯のところには、インプラント治療が検討できる人生であって欲しいものです。

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